私法学会に参加して2005年10月12日 17:26

この10月9日、10日の連休に、日本私法学界の第69回大会が九州大学で開催されました。 初日は個別報告、二日目はシンポジウムが行われました。

すばらしい報告あり、そうでもない報告ありと様々ですが、いずれにしても学会の雰囲気を味わえることは大いに有意義なことと思います。 とりわけ今回のシンポジウムでは、「要件事実論と民法学との対話」、「取締役の義務と責任」、「契約観・訴訟観・法意識の国際比較」という、個人的には大変に興味のそそられる3つのテーマに分かれており、いずれのシンポジウムに参加するか大いに迷いました(結局、要件事実論に出ることにしました)。

また、学会の楽しみといえば、久しぶりに学生時代の知人や恩師に会えることでしょうか。 あちらこちらで近況報告会の様相を呈していることも、また微笑ましい光景だと思います。