2013年度も間もなく終了2014年03月13日 00:56

あっという間に3月も中旬に差し掛かっています。 2013年度の講義、定期試験も1月には終了し、また、学部および大学院の入試業務も無事に終えることができました。 あとは、いくつかの会議や雑務と、そして卒業式を残すだけとなりました。

他方で、懸案であった拙稿2本の提出と校正も何とか終えることができ、あとは公刊を待つだけとなりました。 (多少なりとも社会に貢献するところがあればいいのですが…) なんにせよ、やっとのこと一息付けております。

次年度以降はお世話になった先生方の退職記念号が続く予定ですし、いくつか抱えているテーマについて、論文の下準備の計画を立てているところです。 ここ2年ほど崩し気味だった体調が軽快してきたこともあって、少しずつでも研究のペースを上げていきたいものです。

昨年の今頃には、主治医からは手術の可能性も視野に入れるようにとの進言もあっただけに、本当に健康第一ですね。 仕事面でのオーバーペースを避け、ストレスをなるべく溜めないようにしつつ、ウォーキングなどで基礎体力の増強に努めてきた成果が出たのかもしれません。 そろそろ妙齢(?)に差し掛かりますし、自分に合ったペースで少しずつ前進したいと思います。

ゼミ現役・卒業生の懇親会2013年11月10日 23:45

11月9日(土)午後、関学大上ヶ原キャンパス第5別館にて、「ゼミ現役・卒業生 懇親会」を開催しました。

その趣旨は、とりわけ進路選択に迷っている現役生にとって同じゼミの先輩方のお話しを聞くことで、就活や資格試験等の指針を得る参考にしてほしい、というところにありました。 また、卒業生の人たちにとっても、久しぶりに大学を訪れて、同期や先輩後輩たちとの交流を深めてもらいたいとの思いもありました。

私が2005年に関学大に移籍をしてから、すでに5期の卒業生を送り出してきました(途中、留学の関係で2年途切れています)。 すでに100名以上が当ゼミから巣立っていったことになります。 今回は、何かと忙しい中、40名近くの先輩方が来てくれたことに心から感謝しております。 ゼミ担当者としても、久しぶりの皆さんにお会いできたことは、本当にうれしいことでした。

当日の進行ですが、まず初めに、4年のゼミ長さんから開会の挨拶をしてもらったあと、私の方から簡単なご挨拶と会の趣旨を説明いたしました。 そして前半は、現役生に向けて、各期ごとに先輩方から自己紹介ほか後輩に贈る言葉を頂戴しました。 現役生も30名以上参加している前で、想像以上にしっかり話しをしてくれる先輩方を見るにつけ、社会に出て一層成長された姿を頼もしく思いました。 後半は、公務員、法曹・ロースクール等、民間企業(メーカー、金融、その他)という形で各分野ごとに現役生と卒業生とで懇談をしてもらいました。 時に楽しそうに、時に真剣な話があちらこちらで繰り広げられ、私の出る幕はないようなありがたい状況でした。 そして最後に、3年のゼミ長さんから挨拶をしてもらって、無事に閉会となりました。

初めての試みということもあって心配な面もりましたが、現役生の人たちがみんなで準備を手伝ってくれましたし、卒業生たちも思った以上に集まってくれて本当に助かりました。 そして、現役生からは大変ためになったという満足の声が多かったことはもちろんのこと、卒業生からも久しぶりのキャンパスに癒されたとか、現役生から元気をもらったとの声が寄せられました。 ということで、手前味噌ではありますが、頑張って企画をしてよかったと感じております。

来年度以降も、同じように気軽な形で懇親会を続けたいと思います。 またご都合のつく卒業生の方々にお越しいただければ幸いです。

ゼミ卒業生の結婚式2013年10月20日 17:13

先月には学部ゼミ・大学院OGの結婚式にお招きいただき、今月は学部ゼミOBの結婚式にご招待いただきました。

とうとう携帯をスマホに変えて、今回は写真もうまく取れましたので、乾杯の挨拶の模様をアップさせていただきます。

先月はお相手も関学OBの方ということで、関西学院大学のチャペルで式を挙げられ、そのあと宝塚ホテルにて披露宴が行われました。 関学での結婚式に参列させてもらったことは初めてでしたが、中芝から時計台、背景に甲山という大学のロケーションと建物の融合の素晴らしさに、改めて(手前みそながら)感動いたしました。

今月は、関学での初代ゼミOBでゼミ長を務めてくれていましたので、東京での挙式・披露宴でしたが、喜んで駆けつけさせていただきました。 (ちなみに、子どもたちの運動会と被ってしまったのですが、暖かく送り出してくれた家族に感謝です)

いずれも若いお二人やご家族、ご同僚、友人方の人柄あふれる暖かい披露宴で心から感動しました。 これから長らくの家庭生活においてはいろいろ大変なこともあるでしょうけれど、何事においても二人でしっかり話し合って幸せな家庭を築いて行ってほしいと願います。

末永くお幸せに。

ゼミ内討論会2013年10月15日 13:41

ゼミ内討論会(3年生)の様子です。

3年生の秋学期後半には班での判例評釈(研究)を予定しているのですが、前半は1つの事例問題について4班に分けての報告・討論会を行いました。

その趣旨は、春学期に行った事例問題演習の総まとめを主眼におきつつ、また4年生春学期の就活・資格試験等による欠席の先取的代替措置もかねています。 昨年は原田ゼミとの学内2ゼミ対抗討論会を行ったのですが、本年は予定が合わず、渡辺ゼミ内での単独開催となりました。

結局のところ、春の対抗討論会を含めて、3年生ゼミでは1年間に4回報告をしてもらうことになりますので、一般的なゼミの報告回数に比べて、おそらく少し負担は重くなっているかと思います。 ですが、あまり他と比べることなく、今いる場所で自身の能力を高めることに尽力してほしいと思います。

さて、その討論会ですが、土地賃借人が賃借権の対抗要件を備えない場合に土地所有者が土地を売却した場面を想定し、「賃貸人たる地位の移転」を題材に相当応用レベルの問題を出題しました。 準備期間が2週間少々とタイトな日程のなか、各班ともにしっかり準備を進めてくれました。 討論会も質疑応答が活発に行われて、90分があっという間に過ぎた感がありました。 しっかり取り組んでくれた人は、必ず次につながる経験を得られたと思います。

その一方で、各班6~7名のうち一部の人の活躍ぶりが目立っているなか、質疑応答に加われない人も相当数見受けられました。 事前配布レジュメの作成に全く協力しなかったとは見ていませんが、本番は討論会ですので、一言も発しなかった人は(厳しく言えば)参加していないに等しいと評価せざるをえません。 ぜひ今後の課題として、自身の質問や意見をまとめて発言する能力と積極性を身に着けるようにしてください。

この水曜日には、別途、4年生ゼミでのゼミ内討論会がありますので、4年生の奮起を期待しております。

東京出張2013年09月03日 21:55

昨日、大学業務のため日帰りで東京まで出張でした。

関西は雨模様で、姫路方面ではJRもストップしていたため、予定より少し早目に出発しました。 新幹線も通常運行でしたので、かなり時間的に余裕を持って到着することができました。

結果的に時間が余ったため、関西学院大学の東京オフィスを初めて覗いてみました。 東京駅八重洲口北側にあるビルの10階の一部に位置していて、入館には割と厳重なチェックがありました。

パソコンでメールや東京の路線図などをチェックした後、業務会場にあたるプリンスホテルへと向かいました。 ホテルのちょうど後ろに、晴天の中、東京タワーが見えていました。

実のところ、学会や仕事等で東京に行くことも時々ありますが、出歩くのが面倒な性質なため、大体が直行直帰の人間です。 そのため、人生で初めて見る東京タワーでした(暑くて近くにも行かず…)。

さて、東京駅から地下街を抜けて「大手町」駅から都営三田線で「御成門」駅まで向かいました。 その際に、飛び乗った電車内でサラリーマン風の青年に「ごせいもん」駅には止まりますかと聞いたところ、しばらく不思議な顔をされたあと、「ああ、おなりもん、ですね、止まりますよ」とお答えいただきました。 若干恥ずかしい思いをしましたが、どこにしても地名の読み方は難しいものですね。

ちなみに、関西人にとっては「都営さんだ線」と呼んでしまいそうです。