初心表明にかえて2005年09月11日 14:16

ゼミの活動状況を内外にご報告するべく、ゼミのホームページを立ち上げることにしました(現在準備中)。 それに先立って、ゼミの活動や意見などを記録する場所として、ブログも作成する運びとなりました。 ゼミ活動を中心としつつ、私の個人的な活動や意見も多少なりアップできればと思います。

このようにゼミ活動の報告の場を設けることによって、当ゼミ全体にとって良い刺激となることを期待しています。 また対外的にも、他ゼミとの交流が生まれるとありがたいですし、そもそも大学の法学部(民法専攻)ではどのようなゼミが行われているのか、といった雰囲気を味わっていただける場となれば幸いです。 そこで、何かお気づきの点があれば、ご意見のほどよろしくお願いします(ただし、すべてのご意見には返信できないことをご了承ください)。

なお、当ゼミは法学部での一般的なゼミとはいえない可能性があります。またブログの性質上、正確性に欠ける表現や意図しない意見・情報がアップされる可能性があります。 そこで、個人情報の取扱いや他人の名誉などには極力配慮した管理運営を心がけますが、万一トラブル等が派生的に発生したとしても、個人的な責任は一切負いかねることをご理解いただければと存じます。

最後に、元来の面倒くさがりの私が、どこまで初期(所期)の目的を達成できるか、はなはだ心許ない限りではありますが、ゼミ生の助力をも得ながら、あまり肩に力を入れずに続けていければと考えます。

前期を振り返って2005年09月14日 19:38

2005年度前期ゼミ(専門演習Ⅰ・3年生)を少々振り返ってみます。

はじめに、ゼミ生(総勢27名)に7つの班に分かれてもらって、「判例評釈」といわれる報告と、それに基づく議論をしてもらいました。 判例評釈とは、簡単には、主に最高裁判所の下した判決(事案を含む)の紹介と法的判断に対する評価のことといえるでしょう。 今回は、重判(ジュリスト臨時増刊「重要判例解説」)に掲載されている、平成12年から平成15年度までの最高裁の判決(民法判例)を題材としました。

また、前期終了後(7月29日)には学外研修として、基礎ゼミ(1年生)と合同で大阪刑務所(堺市)への参観を行いました。 感想文の文面からも、なかなか得がたい経験であったことが読み取れました。 私自身、高校時代に刑務所外周をよく走っていたので(周辺は様変わりが激しいようですが…)、そういう意味で懐かしかったです。

前期ゼミの詳細は、ホームページにて公開予定です(かなり時間がかかるかもしれません…)。

後期ゼミは10月5日(水)の開始予定です。 後期は、事例問題演習を中心に進めたいと思っています。

さて、間もなく9月20日から22日にかけて、2泊3日でゼミ旅行を行います(福井県方面)。 学生さんにすべてお任せしているので、どのような旅行になるのか、今から大変楽しみです。