早くも12月2013年12月03日 14:22

あっという間に12月に突入しました。 本年も残すところ、あとわずかとなってきました。

3回生ゼミでは、秋には判例研究を行っており、班での報告もあと3回を残すのみです。 これまでの報告の感想ですが、かなり綿密な準備のうえ、しっかりとした報告となっています。 質疑応答も、一部の人に発言が偏ってきたきらいもありますが、例年以上に活発な議論となっていて頼もしい限りです。 法科大学院への進学志望者が多いせいもあるかもしれませんが、引き続き頑張ってほしいものです。

一方で、4回生ゼミでは、1)テーマ報告、2)事例問題演習、3)判例評釈のいずれかから選択してもらって、4年間の勉学の総まとめと位置づけて班報告を行っています。 多くは進路も決まったこの時期、残念ながら少々気の抜けている学生が見られますが、大半の人はしっかり取り組んでくれていると思います。 残された学生生活を悔いのないように過ごしてほしいと願っております。

さて、3回生の就職活動も12月から解禁されたようです。 また公務員試験や法科大学院試験も本番が少しずつ近づいてきます。 これから何かとせわしない毎日が進んでいくでしょうけれど、計画的に準備を進めてほしいものです。

とはいえ、かなりの長丁場ですし、体調を崩さないように健康管理にはくれぐれも気を付けください。

ゼミ現役・卒業生の懇親会2013年11月10日 23:45

11月9日(土)午後、関学大上ヶ原キャンパス第5別館にて、「ゼミ現役・卒業生 懇親会」を開催しました。

その趣旨は、とりわけ進路選択に迷っている現役生にとって同じゼミの先輩方のお話しを聞くことで、就活や資格試験等の指針を得る参考にしてほしい、というところにありました。 また、卒業生の人たちにとっても、久しぶりに大学を訪れて、同期や先輩後輩たちとの交流を深めてもらいたいとの思いもありました。

私が2005年に関学大に移籍をしてから、すでに5期の卒業生を送り出してきました(途中、留学の関係で2年途切れています)。 すでに100名以上が当ゼミから巣立っていったことになります。 今回は、何かと忙しい中、40名近くの先輩方が来てくれたことに心から感謝しております。 ゼミ担当者としても、久しぶりの皆さんにお会いできたことは、本当にうれしいことでした。

当日の進行ですが、まず初めに、4年のゼミ長さんから開会の挨拶をしてもらったあと、私の方から簡単なご挨拶と会の趣旨を説明いたしました。 そして前半は、現役生に向けて、各期ごとに先輩方から自己紹介ほか後輩に贈る言葉を頂戴しました。 現役生も30名以上参加している前で、想像以上にしっかり話しをしてくれる先輩方を見るにつけ、社会に出て一層成長された姿を頼もしく思いました。 後半は、公務員、法曹・ロースクール等、民間企業(メーカー、金融、その他)という形で各分野ごとに現役生と卒業生とで懇談をしてもらいました。 時に楽しそうに、時に真剣な話があちらこちらで繰り広げられ、私の出る幕はないようなありがたい状況でした。 そして最後に、3年のゼミ長さんから挨拶をしてもらって、無事に閉会となりました。

初めての試みということもあって心配な面もりましたが、現役生の人たちがみんなで準備を手伝ってくれましたし、卒業生たちも思った以上に集まってくれて本当に助かりました。 そして、現役生からは大変ためになったという満足の声が多かったことはもちろんのこと、卒業生からも久しぶりのキャンパスに癒されたとか、現役生から元気をもらったとの声が寄せられました。 ということで、手前味噌ではありますが、頑張って企画をしてよかったと感じております。

来年度以降も、同じように気軽な形で懇親会を続けたいと思います。 またご都合のつく卒業生の方々にお越しいただければ幸いです。

ゼミ内討論会2013年10月15日 13:41

ゼミ内討論会(3年生)の様子です。

3年生の秋学期後半には班での判例評釈(研究)を予定しているのですが、前半は1つの事例問題について4班に分けての報告・討論会を行いました。

その趣旨は、春学期に行った事例問題演習の総まとめを主眼におきつつ、また4年生春学期の就活・資格試験等による欠席の先取的代替措置もかねています。 昨年は原田ゼミとの学内2ゼミ対抗討論会を行ったのですが、本年は予定が合わず、渡辺ゼミ内での単独開催となりました。

結局のところ、春の対抗討論会を含めて、3年生ゼミでは1年間に4回報告をしてもらうことになりますので、一般的なゼミの報告回数に比べて、おそらく少し負担は重くなっているかと思います。 ですが、あまり他と比べることなく、今いる場所で自身の能力を高めることに尽力してほしいと思います。

さて、その討論会ですが、土地賃借人が賃借権の対抗要件を備えない場合に土地所有者が土地を売却した場面を想定し、「賃貸人たる地位の移転」を題材に相当応用レベルの問題を出題しました。 準備期間が2週間少々とタイトな日程のなか、各班ともにしっかり準備を進めてくれました。 討論会も質疑応答が活発に行われて、90分があっという間に過ぎた感がありました。 しっかり取り組んでくれた人は、必ず次につながる経験を得られたと思います。

その一方で、各班6~7名のうち一部の人の活躍ぶりが目立っているなか、質疑応答に加われない人も相当数見受けられました。 事前配布レジュメの作成に全く協力しなかったとは見ていませんが、本番は討論会ですので、一言も発しなかった人は(厳しく言えば)参加していないに等しいと評価せざるをえません。 ぜひ今後の課題として、自身の質問や意見をまとめて発言する能力と積極性を身に着けるようにしてください。

この水曜日には、別途、4年生ゼミでのゼミ内討論会がありますので、4年生の奮起を期待しております。

司法試験合格の連絡2013年09月15日 13:47

ゼミOBから、司法試験合格の連絡を今年も頂きました。

大学卒業からロースクールでの勉強を経て合格までの長い道のりに思い致すときには、きっと想像以上に厳しい状況に耐えて、それでも勉強を続けたのだろうと思います。 その努力が報われたことに、ご本人のみならず、それを支えたご家族の方々など周囲の人たちに心からお祝いを申し上げます。 とはいえ、ここからがスタートラインですので、なお一層前を向いて明確なビジョンを持って進んでもらいたいと願っております。

その一方で、合格に至ることのできなかった人たちのことを思うと、大いに心が痛むところです。 運が悪かった、体調不良だった、計画が不十分だった、努力が足りなかったなど、様々な理由があるとは思いますが、チャンスがある限り、前向きに進んでほしいと思います。

これまでの自分を顧みて、どこに問題があったか自己分析をして、それを克服すべく日々努力を積み重ねてください。 きっと先が見えてくるはずです。

ただ、世の中には向き不向きがあるのも事実ですので、ある程度やってみて自分が試験には向かないと思えば、勇気ある撤退というか、方向転換をすることも重要だと思います。 現代社会は幅が広いですし、多様性に富んでいますので、自分の生かせる場所が必ずあるはずです。 自分に合った生き方を考えてみることも重要かと思います。

さて、こちらから連絡をし難いところもありますので、何かあればいつでもご一報いただければと思います。

13ゼミ旅行2013年09月09日 15:14

9月7日(土)から1泊で、3年ゼミのゼミ旅行に行ってきました。

今年は伊勢・志摩方面となり、近鉄電車の「まわりゃんせ」を利用し、初日は志摩スペイン村に行きました。 久しぶりの遊園地でしたが、学生さんと一緒につい苦手なジェット・コースターに乗ってしまい、かなり軽い程度とタカをくくっていたのですが、あえなく撃沈してしまいました。 やはり苦手なものは、いくつになっても苦手なままですね。 (その後、しばらく胃のあたりが気持ち悪かったです)

夜は鳥羽の戸田屋さんに宿泊しました。 夕食はバイキング形式でしたが、高級なお料理が並び、つい食べ過ぎてしまいました。 夕食後は部屋で休憩した後、男子の大部屋で宴会となりました。

2日目の午前中は鳥羽湾クル-ズのあと水族館に立ち寄って、バスで伊勢神宮内苑まで行き、おかげ横丁などて食べ歩きをした後、お参りに行きました。 赤福本店前に赤福かき氷のお店が出来ていて、どうやらいま流行のようですね(お腹を壊しやすいので、私は食べませんでしたが…)。 日曜日ということや、伊勢神宮は式年遷宮の年ということもあってか、観光客やお参りの人でごった返していました。

その後、宇治山田駅から特急にて大阪難波駅まで戻ってきました。 当日、突然来ない人がいたり、学生さんのスマホが座席横テーブルの隙間に落ちて取れなくなったり、旅館にシャツを忘れたりと、小さなトラブル(?)はありましたが、事件や事故もなく、大変楽しい旅行となりました。 旅行委員の人には大変お世話になりました。有難うございました。

しかし、私も40歳を超えてから年齢的、体力的にゼミ「旅行」へのお付き合いは厳しくなってきたことを実感しています。 ここ数年ずっと考えていたのですが、やはり近場でのゼミ「合宿」にする方が、学生さんの勉強になるのはもちろん、教員側の負担も軽減されるでしょうね。

体力の回復を図るべく、今日は一日休養日とすることにしました。