オープンキャンパスでの模擬講義2007年10月28日 23:19

昨日、10月27日(土)に関西学院大学でオープンキャンパスが行われました。 その中で、私は法学部の模擬講義を担当しました。

1年生対象に行っている「民法入門講義」の中から、いわゆる悪徳商法などに対する消費者保護を題材として、身近に起こりうる法律問題についてお話をしました。 参加された生徒さんたちは、(おそらく…)大いに興味を持って聞いてくれた様子でした。 ここのところ何かと忙しかったのですが、それなりの準備をして模擬講義に望んだ甲斐がありました。

とはいえ、これは本学に限ったことではありませんが、今後ますます、大学もサービス産業の一環であるとの社会的な風潮や、同時に少子化の影響も重なって、模擬講義や高校訪問などの機会が多くなってくるのでしょう。 ある程度は必要な部分もあると思いますが、研究者でもある大学教員にとって、土、日は限られた研究の時間でもあるわけです(とりわけ、学会や研究会は週末に行われることが大半です)。 その意味では、本学はまだ恵まれた状況にありますが、研究活動のための時間がどんどん削られていくという社会的な風潮について、一抹の不安を感じずにはいられないところです。

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