ベルリン22010年03月01日 00:48

ベルリン・フンボルト大学の正面入り口前です。 写真のとおり、かなりの歴史と伝統を感じさせる重厚な建物でした。 冬場にもかかわらず、正門前には古書の露天商が並んでいました。

ここからウンターデンリンデンという大通りを挟んだ反対側に法学部棟があります。 ちょうど建物外壁を改修中だったようで、壁全面に工事用のシート(ベンツの全面広告)が掛けられていました。 この日は図書館でゆっくりと資料収集に勤しむことが出来ました。

また、翌日には少し郊外にあるベルリン自由大学にも足を伸ばすことが出来ました。 ゆったりとした敷地に色々な学部が集まった大学でしたが、他の多くのドイツの大学と同様、塀で仕切られた構造にはなっていませんでした。 日本の大学は、関学もそうであるように、敷地の周囲を柵や塀で囲われた大学が多く、正門には守衛さんが常駐し、夜にはしっかり施錠されています。 もちろんドイツでも建物自体は施錠されますが、大学の敷地は開放され、街に溶け込んでいて、誰でもが自由に入れます。 このあたりは何か文化の違いに根ざすところがあるのかもしれません。

ベルリン自由大学の法学部では大規模な改修工事が行われていて、法学部図書館も新館が建設途中でした。 きっと近いうちに新しくておしゃれな図書館が出来上がることでしょう。