ホタルのいる川2008年06月02日 15:55

ここのところ、通常の業務に加えて、1年生対象の民法入門講義(週2回)を私が担当していて、その準備等で忙しくしています(それも明日で終了です)。 「分かり易さ」を徹底的に追求するという目標を立てて講義に臨んでいますが、それが功を奏して、学生さんが民法に少しでも興味を持ってくれればいいのですが…。

他方で、判例評釈の締め切りも近づいています(なにかとプレッシャーのかかる時期です)。 先日、大学時代の同期や後輩たちと定期的に行っている私的な研究会で色々とご意見をいただくことができて、拙稿にある程度のまとまりが出てきました。 弁護士さんなど実務家の人たち中心の研究会ですが、皆さん、その立場に奢ることなく日々勉強を怠らない姿勢をお持ちで、敬意の念を抱かずにはいられません。 私もそのような姿勢を持ち続けたいと思います。

さて、表題の「ホタル」ですが、近所の川に今年もホタルが出現していると聞きつけて、昨日、家族皆で見に行きました。 歩いて数分のところなのですが、昨年以上にたくさんのホタルがいて、幻想的なひと時を過ごすことが出来ました。

普段から通りにゴミを捨てないなど当然のマナーは守っているつもりですが、きれいな環境を守るために「積極的な行動」は何もしていない自分に思い至ります。 時おり川沿いを散歩しますので、次に行く時はビニール袋を持ってゴミ拾いでもしようかと思います。

法学基礎演習2008年06月09日 17:44

関学大法学部では、1年生全員を対象として基礎演習が週に1回行われています。 本年度1ゼミの定員は22名と例年より少ないのですが、毎年、顔と名前を一致させることに苦労します。

まさに言い訳なのですが、専門演習を含めると3ゼミを担当することになりますので(今年は留学の関係で2ゼミです)、70名近くの学生さんと1年間ご一緒することになるわけです。 もともと人の名前を覚えるのが苦手な方なのですが、特徴のある人でなければなかなか名前が出てきません。

しかし、これは大いに失礼だと自覚しておりまして、私なりに工夫をしてきたところです。 たとえば、自己紹介カードに写真を添付して提出してもらって(もちろん取扱注意で非公開です)、希望進路、趣味・特技などと併せて人となりを把握するようにしています。 また、全員の名前プレートを作成して、ゼミの時間には、机上に置いてもらっています。 その甲斐あってか、先々週に至ってやっと基礎ゼミの学生さん全員の顔と名前が一致しました。

おそらく多くの人と接する職業の人は、それなりに苦労をしつつ、工夫をしておられることでしょう。 他に何か妙案があれば、ぜひ教えてほしいものです。