附属図書館にて2007年09月05日 19:39

『注釈破産法』という本を借りるため、久しぶりに附属図書館に行きました。 研究室から2、3分の距離ではあるのですが、研究室と法学部資料室の資料である程度事が足りるため、図書館まで行くことはめったにありません。

法学系の開架図書の辺りでうろうろしていると、中学生(おそらく1年生)らしき一団が付近のテーブルで勉強をしていました。 夏休みの宿題をしているのかどうか分かりませんでしたが、かわいらしい子ども達が大学図書館で勉強しているというのも、なかなかに微笑ましい光景でした。 施設の整った環境で勉強ができるというのも、附属中学・高校の特権でしょう。

とはいえ、あまり勉強しない子どもが多いなか、大学図書館にまで行って勉強をしようという心意気はなかなかのもので、私自身、中学時代には、試験前以外にほとんど勉強をした記憶がありませんから、大いに感心するばかりです。

ただ、彼らなりに相当気を使ってはいるようでしたが、そうは言ってもその年代ですから、ふざけあって、時に奇声を発したりもしていたわけです。 細かいことでガミガミ言うのもどうか、さりとて放っておくのもどうかということで、しばし考えてしまいました。

結局、私にとって直接迷惑ということでもないわけですが、勉強をしている学生さんや、何より本人達のためを思って、一言注意をしておきました。 きわめて素直に聞いてくれましたが、きっと小うるさい親爺だと思われたことでしょう。 なかなか注意をするというのも難しいものですね。