大学教員の仕事いろいろ2006年02月08日 19:56

今日で、関学の入試日程がほぼ終了しました。 私もいくつかの入試にかかわってきましたが、全体的に大過なく終了したようで一安心です。

受験生の方々こそ大変でしょうが、秋以降、編入試験、推薦入試、一般入試と続きますので、試験を行う側もかなり大変です(そのための会議、準備等が何度もあります)。 もし何かトラブルがあれば、一生懸命頑張っている学生さんに申し訳が立ちませんから、細心の注意が必要になります。 ベテランいわく、それでも問題が起きてしまうのが入試業務の怖さなのだそうです。

さて、私の担当するゼミ、講義および試験も終了し、個人的な仕事も一段落が着きました。 不十分な面も多々あったとは思いますが、なんとか無事に最後まで乗り切れたのではないかと思っています。

定期試験は、初年度ということで、かなり甘い採点基準にしましたので、8割方の人は合格していることでしょう。 来年度は、講義録をブラッシュアップして、より良い講義となるように努力を惜しまないつもりです。

また、研究面では、なんとか拙著『求償権の基本構造』を刊行することができました。 1年目であるにもかかわらず、関西学院大学から出版助成をいただくことができましたし、同出版会に出版の労をとっていただくことができました(どう考えても売れない類の本なので、恐縮しつつも、大変感謝しております)。 ここで立ち止まることなく、これからも着実な研究を進めて行きたいものです。